フリーランス3年目が広告費無しで案件獲得するために心がけていること7つ

 

僕は現在、23歳でフリーランスとして活動しています。

主にブログアフィリの収益や、情報商材も売ってたり。

 

あとはSEO等のWEB集客コンサル、スモールビジネス構築コンサルなどをしています。

月収で言うと、今年一回ガクッと下がりまして。

4月は60万弱くらいだったのですが、コツコツじわじわ伸ばしていき、今は100万行かないくらい。

まぁ!なかなか賢く生き延びれてる方なのではないでしょうか。

まぁ売上を上げることなんて、わりとみんな出来るんですよ。

フリーランスなので、広告打てばすぐ仕事舞い込んできますから。

 

でも、おそらく僕の凄さは、「広告費を一切使わず」コンサル案件を獲得しているというところ。

個人様からの依頼も、企業様からの依頼も、コンサルに関しては一切かけていません。

コンサルは完璧に、僕の中の経験や知見を使うものですので、"料金がそのまま手取りになる"状態です。

 

ですので、今回は僕が、20歳の頃から心がけてきた「広告費をかけないでお仕事を獲得していくために実践していること」を紹介したいと思います。

  • 今現在、人に教えるスキルがある。
  • 売りたいものがある。
  • 個人事業主として、何かしらお仕事を獲得したい。

そんなふうに思っている方は、今回紹介することを実践してみてはいかがかな?と思います。

 

⇩登場人物の紹介⇩

彩奈 (女性)
ITベンチャー企業に勤める新卒社員。 ブログで副収入を得てみたいと思い、奮闘中。 SNSは得意だが、SEO対策やWEB関係はさっぱり分からない。
一郎 (男性)
ITベンチャー企業に勤める彩奈の上司。 自社のホームページの運用を担当している。 SEO対策やWEB関係は得意だが、SNS関係は苦手。
筆者のケントです!
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僕のTwitterでそのツイートを拡散させていただきます^^

プロフィールページやSNSの更新は必要不可欠

まず、今の時代はどんなに優れた商品だろうが、"売る人"の信頼がないと売れません。

これは何故かと言うと、以下の理由からですね。

  • 世の中に高性能で安価なものが溢れてきた。
  • 低品質なサービスを展開する商売人が増えてきた。
  • インターネット間での取引が増えてきた。

そこでやはり必須条件となってくるのが、「自分自身のブランディング化」です。

これに関しては、常々皆さんに教えていることなのでわかるかと思いますが…。

お仕事を依頼してほしかったら、まずはブログサイトの「プロフィールページ」をしっかりと作り込みましょう。

そしてSNS等の”人と繋がりやすく人柄をアピールしやすいソーシャルメディア”を活用していきましょう。

今は企業も、採用者のSNSをチェックする時代です。

プロフィールページを作り込み、SNSを活用して自分自身の信頼性を上げていく。

SEOでも重視されるようになってきましたので、これは必須事項ですね。

 

すべてのブログ・サイトにはお問い合わせページを設置

すべてのブログサイトには、お問い合わせページをしっかりと設置します。

お問い合わせページに誘導するリンクは、

  • ○○に質問してみる!
  • ○○へのお仕事依頼はコチラ!

等のアンカーテキスト(文字リンク)を記事内に散りばめておくのも得策でしょう。

ブログやサイトからお問い合わせしていただけたお客様は、基本的には「購買意欲が高い」と捉えて大丈夫です。

コチラ側がそのお問い合わせに対して、誠心誠意向き合ってあげることで、案件獲得に繋がる可能性はかなり高くなります。

 

なるべく多くの媒体を持ち、ターゲット層を分ける

なるべく多くのメディア媒体を保有し、認知度を高めていきます。

この時の注意点としては、それぞれのメディア媒体でリーチできるターゲット層を変えていくということ。

SEO外部対策のために、サテライトサイトを作成する時の考え方と似ています。

通常サテライトサイト(衛星サイト)というのは、自分の保有しているメインサイトに被リンクを送るために作成する"捨て駒サイト"のことを言います。

ですが今現在のSEOだと、そのサテライトサイト1つ1つを”捨て駒”として扱わず、しっかりと集客媒体として確立させる必要があります。(良質な被リンクしか評価されないため)

その時に、下記のような状況だとどうでしょうか?

  • 化粧品系メインサイト(ペルソナ:20代女性)
  • サテライトサイト(ペルソナ:20代女性)
  • サテライトサイト(ペルソナ:20代女性)

…これだと、ペルソナ(ターゲットユーザー)が3つとも曖昧で被ってしまっているので、集客効率で言うと非常に悪いわけです。

下記のように改善するとどうでしょう?

  • 化粧品系メインサイト(ペルソナ:20代女性)
  • サテライトサイト(ペルソナ:20代新卒OL)
  • サテライトサイト(ペルソナ:20代後半OL)

これだと、サテライトサイト2つともペルソナが被ってないので、異なった年齢層のユーザーを集客し、メインサイトへ流入させることができそうですね。

結果的に、メインサイトは20代全般の女性を集客することができるわけです。

これと同じことが、フリーランスの仕事獲得にも言えます。

「副業で収益を上げて脱サラしたい人」を集客したいならば、

  • Twitter:毎朝の満員電車に疲弊しているサラリーマンにアピール
  • instagram:SNSでイイネを集めてインフルエンサーになりたいと思っている女性にアピール
  • FaceBook:将来を気にしながら上下関係に疲れている30〜40代の会社員にアピール

のような感じで、それぞれ違ったターゲット層にアピールしていきます。

こうすることで、効率よく自分の見込み客となるユーザーを集客することができます。

 

相手に対して「価値提供」で先手を打つ

今は先に”価値提供”をするものが、稼ぎを得られる時代です。

YouTubeがいい例でしょう。

視聴者に対して、有益な情報を全く与えず、チャンネル登録者数を増やせているビジネスYouTuberはいないはずです。

前述した「プロフィールページやSNSの更新は必要不可欠」でも言いましたね。

”その人が本当に自分に対して価値を提供できる人物なのか”がハッキリとわからないと、案件は獲得できません。

ですから、最初は出し惜しみせずに”自分が保有しているノウハウや情報”を相手に提供してあげることを心がけましょう。

実際に、コンサル依頼の相談があると言われ企業訪問した際に試したことがあります。

A社には、相談内容を聞いた際にこう言いました。

「今は教えることはできませんが、僕にはその目標を達成するためのノウハウがあります。ご契約いただけないでしょうか?」

それに対してB社の相談内容を聞いた際はこう言いました。

「分かりました。その目標を達成させるためには、○○のような施策が必要と考えます。理由は○○で、実現させるためにはこの3ステップを進めていく必要がありますね。また〜…」

A社には、相手が知りたがっている内容は教えずに、契約してくれたら教えると伝えました。

B社には、相手が知りたがっている内容をすべてその場で教えて、具体的な施策方法も解説しました。

お分かりかと思いますが、契約をいただけたのは後者のB社でした。

具体的な施策方法を解説したあと、担当者さんにはこう言われました。

「感動しました。是非、コンサル契約を結ばせていただきたいと思います。貴方が弊社の事業に加わってくれることで、売上が上がる予感しかしません。」

違いは、「価値提供」を先にしたかどうかです。

相手に対して価値提供で先手を打つ。

それを実践することで、「この人をここで逃したらいけない」と思わせるのが大切です。

 

選択肢は多すぎず少なすぎずを心がける

選択肢が多すぎると、相手は選ぶことに疲れてしまいます。

「選択のパラドックス」というものですね。選択肢が多すぎると、逆に売上は落ちていく傾向にあります。

選択肢が増えることによる悪影響について、次の2つを指摘しています。

①無力感が生まれる:あまりにも多くの選択肢があると、人は選べなくなってしまい無力感を感じる。

②満足度が下がる:無力感に打ち勝って決断を下したとしても、選択肢が多いと選択肢が少ない場合と比べて自分が選んだ選択肢への満足度が下がる。

さらに、選択肢が増えることで、満足度が下がる理由として、以下の3つが挙げられています。

《理由1》選んだ選択肢が完璧でなかった場合、選ばなかった選択肢のほうが良かったのではないかという後悔の念が生じる。

《理由2》選択肢が多いと、選ばなかった別の選択肢の良いところを想像することで、選んだ選択肢に不満を持つ度合いが高くなる。

《理由3》選択肢が多くなると完璧な選択肢があるはずだと期待値が増大し過ぎてしまう。

そこで僕は、お客様が選ぶことが出来るプランを3つ用意することにしています。

わざと選択肢を絞り、選びやすくする。

これも、案件獲得において心がけておきたいことの1つです。

 

出来ることと出来ないことの線引きをする

「○○は出来ません。」

「△△は出来ます。」

こういった線引は、最初にしておくべきです。

これは、コンサルティング等の接客業においては非常に重要なことです。

事前に伝えておけば「説明」になり、事後に伝えれば「言い訳」になってしまうことが多いからですね。

お互いより良い関係を保つために、最初に”出来ないこと”は伝えておくべきです。

これについては、「出来ることと出来ないことの一覧表」を作成しておき、お客様にそれぞれお配りする形でもいいかと思います。

 

コチラ側から提案(オファー)をする

そして最後。

これが出来ないとお仕事はもらえません。

"コチラ側から提案(オファー)をすること。"

「僕とご契約していただけませんでしょうか?」

「こんなサービスがございますが、いかがでしょうか?」

この一言が言えないと、広告費ゼロでフリーランスが案件獲得するのは難しいでしょう。

知名度が足りていない、参入初期の頃は特にそうですね。

実力がつき認知され、勝手にお仕事が舞い込んでくるようになるまでは、やはり2,3年かかるかと思います。(実際にはもっとかかることが多いらしい)

それまでは、ひたすら提案(オファー)し続けるしかありません。

そういった営業活動も、数をこなせば上手くなります。

僕自身、20歳の頃から案件を獲得するために、一人で営業活動をしてきました。

相手を観察する能力や、提案するタイミング等、かなり磨かれてきたと思います。

 

まとめ:一人ですべてを回せるようになると、気楽

別に、一人ですべてが出来るようになったからと言って、偉いわけではないんです。

ただ、気楽なだけなんですよ。

「俺が○○してあげたから、お前はいま生活できているんだぞ」

「誰のおかげで…」

と言われることがなくなりますからね。

本当に気楽です。笑

(サラリーマンを経験しているわけではありませんが、僕自身色々と上下関係には苦しんでハゲてきた…つもりです^^)

今回はこのような感じで終了いたします^^

ではみなさん、読んでくれた方、ありがとうございました!