Googleアナリティクス使う人の能力によって、ガラクタになるか神器になるか決まります。
こんにちは、ジョグです。
今回はいきなり、あなたに質問をぶつけてみたいと思います。
下記の画像を見てください。
今あなたの前には、上の画像のような光景が広がっているとします。
ブルーベリーやラズベリーが無造作に収穫され、あなたはつまみ食いし放題です。
さて、あなたに質問があります。
「この無数に、無造作に収穫されたフルーツを整理して数を数えてください。」
…
…
出来ました?
きっとあなたは、まずは無造作にごちゃ混ぜに収穫されたブルーベリーやラズベリー達を見て、「果物の種類ごとに数を数え始める」はずです。
違いますか?
実は、これと同じようなことがGoogleアナリティクスで出来るんです。
無造作にカウントしたアクセスを、様々な種類ごとに分けて見ることが出来る。
そんなことが、あなたが使っているアクセス解析ツールでは出来るんですね。
今回の記事では、Googleアナリティクスのその機能と使い方を実際に教えていきます。
この記事の目次
Googleアナリティクス初心者を脱却するディメンションと指標
ではさっそく教えていこうと思います。
前回の記事では”必要性”と”最低限の専門用語”を教えました。
今から教えるのは、冒頭でも言った通り、「無造作にカウントしたアクセスを、様々な種類ごとに分けて見ることが出来る。」使い方です。
これをマスターすれば、Googleアナリティクス初心者は脱却したと思ってもいいのではないでしょうか?
ではさっそく教えます。
「様々な種類ごとにアクセスを分けてみる」機能は
ディメンション
指標
この↑の2つを学ぶことで使いこなすことが出来ます。
ディメンション
冒頭の果物の話に戻って考えてみましょう。
あなたは、「果物の種類ごとに数を数え始める」という行動をとりました。
ディメンションは、「○○ごとに」という意味を持っています。
ディメンション→”果物の種類ごとに”
指標
同じように、果物の話に戻りましょう。
「果物の種類ごとに数を数え始める」という行動のどこが指標に値するのか?
「指標」とは「知りたい数値」を示します。
指標→”果物の数”
これらを組み合わせることで、
”ディメンション”ごとに”指標”を見るというのが実現します。
例にしてみると…
ユーザータイプ(新規/リピーター)ごとにユーザー数を見る
デバイス(PC/スマホ)ごとに直帰率を見る
参照元ごとにページビュー数を見る
こんなデータを見ることが可能になります。
ディメンションと指標のよく使う値の例
では実際にGoogleアナリティクスの使い方を教える前に、
ディメンション
指標
この2つに入れる”よく使う値”を教えておきます。
今から教えるものは、全てディメンションと指標に組み込むことができますので、覚えておくといいと思います。
ディメンションでよく使う例
ユーザータイプ(新規/リピーター)
ソーシャルネットワーク(SNS)
参照元/メディア
デバイス(PC/スマホ)
ブラウザの種類
国/地域
指標でよく使う例
ユーザー数
セッション数
ページビュー数
ページ/セッション
平均セッション時間
離脱率
直帰率
目標
Googleアナリティクスでの実際の使い方を解説
それではお待ちかね、Googleアナリティクスでの実際の使い方を教えていきます。
このページを開きながらアナリティクスをいじると、すぐに覚えられるのでオススメです。
サイドバーのカスタムレポートをクリック
左のサイドバーの「カスタム」→「カスタムレポート」をクリックしましょう。
「新しいカスタムレポート」があるので、そこをクリックします。
レポート名と指標を選択する
カスタムレポートを作成していきます。
全般情報のタイトルを記入します。
レポートの名前を入力します。
「指標を追加」をクリックして「ユーザー」をクリック。
指標グループの名前を入力します。
ディメンションを設定して保存
「ディメンションを追加」をクリックします。
「ユーザー」を指定します。
画面下にスクロールして、「保存」をクリックします。
レポートを確認します
レポートが表示されるかと思います。
しっかりと画面下にユーザータイプが示されていれば成功です。
まとめ:Googleアナリティクスの使い方は無限大すぎる。
これだけ機能が多彩で、しかも無料で使えるツール。
何故使いこなせない人が多いかというと、”機能が多すぎる”からだと僕は思います。
人は多すぎる選択肢の中から、何かを選ぶことが難しい生き物です。
卒業後の進路だったり、レンタルDVDだったり…色々と心当たりはありませんか?
そんな中でも、当サイトCatch! Engineを通じて、使い方が無限大のGoogleアナリティクスを”少しずつ”理解していってくれたらいいなぁと思います。
今回の記事では、Googleアナリティクスで「様々な種類ごとにアクセスを分けてみる方法」を教えてみました。
上でも紹介しましたが、Googleアナリティクスの必要性が分からない、”ユーザー”などの専門用語が分からない場合は、下記の記事をご覧ください。