内部リンクの最適化ってよく言うけれど、ぶっちゃけ何をしたらいいのか分からない。
内部リンクってどうやって貼っていけばいいの…?
こんな悩みを抱えている人は、この記事を読むことで以下のことが分かるようになります。
内部リンクの効果的な貼り方が分かる
内部リンクを貼ると良い場所が分かる
Googleが重要だと思うページの特徴が分かる
重要なページを上位表示させられるようになる
僕もかつては、内部リンクの最適化と聞いてもイマイチしっくりこなくて、ただ闇雲に自分の記事のリンクを貼っていました。
しかし、内部リンクを闇雲に貼っても記事自体が上位表示されたり、アクセスが増えるなんてことはありませんでした。
しかし、様々な本を読み、実践して失敗して、ノウハウを積み上げてきてやっと「内部リンクの最適化」というのがどういったものなのか分かるようになりました。
この記事の目次
内部リンクの最適化とはどういうことなの?
内部リンクとは、文字通り、自分のサイト内のページへのリンクとなります。
被リンクとは違い、自分自身ですべてコントロールできるものであるため、Googleから正しく評価してもらうため、検索順位を上げるためにしっかりと構造を練らなくてはなりません。
ここでは、内部リンク最適化についての定義を、
Googleに重要なコンテンツを認識してもらえる構造にする
ユーザーに対して効果的な場所にリンクを設置する
低品質な内部リンクやリンク切れをなくしていく
このようにしていきたいと思います。
自分が重要だと思うコンテンツページを上位表示させるにはどうしたら良いのか?
どうしたらユーザーがクリックしやすい内部リンクを設置することが出来るのか?
リンク切れを起こしている内部リンクはどうやったらいち早く発見できるのか?
これらを教えていきたいと思います。
上位表示させたい重要コンテンツページへ内部リンクを送信する
内部リンクは、上の図のように設置するのが最適です。
重要なことが書かれている
上位表示してアクセスを集めたい
この2つに一致するコンテンツページへと内部リンクを送信していきましょう。
Googleは、WEB上の民主主義は実現すると言っています。
それは被リンクのことだけではなく、内部リンクでも同じです。
自分のサイトの中で、一番重要なコンテンツは何だろうと考え、そのページへとリンクを送信していきましょう。
注意していってほしいことを解説します。
子カテゴリーの下層ページからの内部リンクが望ましい
子カテゴリーの下層ページからリンクを送信するようにしておきましょう。
例えば、このようなカテゴリー設計になっていたとします。
カテゴリーA
カテゴリーB
カテゴリーAには
子カテゴリーa
カテゴリーBには
子カテゴリーb
が存在しているとします。
この状況の中、最適だと思われるのは、
子カテゴリーaのページ ⇒ カテゴリーAのページ
という、入れ子式の内部リンクになります。
逆に、Googleが不審に思うような内部リンクは下記のような内部リンクです。
子カテゴリーbのページ ⇒ カテゴリーAのページ
入れ子ではない、違う階層からの内部リンクはあまりオススメできません。
トップページへの内部リンクを忘れずに貼りましょう。
では、どの下層ページからも内部リンクを貼れるページはどこでしょうか?
トップページですね。
これはあまり知られていませんが、そのサイトの中で一番SEO効果が高いのはトップページであるべきです。
だからこそ、トップページは一覧性の高いデザインにするべきですし、人の心を掴むようなデザインにするべきなんですね。
各記事から、トップページへは忘れずに内部リンクを送信してあげましょう。
内部リンクを設置すると良い、クリックされやすい場所とは
では、内部リンクの貼り方が分かったところで、貼るとクリック率が上がる場所を教えましょう。
この場所を知っているか知っていないかで、だいぶサイト内回遊率に違いが出てくるでしょう。
メインメニューでもあるグローバルメニュー
メインメニューでもある、グローバルメニューはしっかりと設置していますか?
そして、サイト内のコンテンツをしっかりと整理してそれを表記していますでしょうか?
内部リンクとは、下層ページから上層ページへの流れだけでなく、上層ページから下層ページへの流れもあります。
グローバルメニューには、しっかりと整理されたカテゴリーコンテンツへのリンクを貼っておきましょう。
カテゴリーなどのリンクはサイドバーにも
サイドバーも、内部リンクの設置場所として非常に有効です。
トップページから全てのページへ2クリック以内で済むように設計するのが、一番望ましいサイト構造です。
それを可能にするために非常に役に立つのがサイドバーですね。
ここでもカテゴリーを設置したり、さらに細分化した子カテゴリーへのリンクを設置したりしましょう。
パンくずリストとして各記事に階層を表示
パンくずリストは設置していますか?
コンテンツを参照する際に、タイトルの上に出てくる「現在表示しているページの階層をリンク形式で表しているもの」がパンくずリストです。
これも非常に有効な内部リンクになります。
パンくずリストにつきましては、下記の記事で詳しく解説しておりますので、参照いただければと思います。
コンテンツ内の詳細として内部リンクを設置
まさに↑のパンくずリストの項目で使っているのがそうです。
コンテンツ内の説明で、「詳しくはコチラで説明しています。」と内部リンクを貼るのは非常に有効です。
当サイトCatch! Engineでも多用していますが、PV数の伸びが非常に良く、なおかつ上位表示したい重要コンテンツに関連する内容であれば内部リンクも貼りやすいです。
コンテンツ終了後のCTAとして内部リンクを設置
CTAとは何のことかご存知でしょうか?
Call
To
Action
の略称で、「呼び込んで動きを促す」ことを指します。
多いのが、コンテンツ終了後にメルマガの登録フォームがあったり、お問い合わせフォームがあったり。
会員制サイトであれば、「無料会員登録はコチラ」などのCTAが多いですね。
このコンテンツ終了後のCTAとして、内部リンクを設置するのも非常に有効な策と言えます。
関連記事部分も内部リンクとしては最適
WordPressなどではあらかじめ用意されていることが多い、関連記事部分になります。
この関連記事部分も、同じカテゴリーの階層ページを紹介してくれる非常に良い内部リンク設置場所と言えます。
フッターリンクも地味にクリック率が高い
僕はあまり使っていませんが、フッター部分もクリック率が高いです。
フッターとは、ヘッダーの逆を示し、サイトの最下部に当たります。
そこにもカテゴリー分けして内部リンクを貼ってあげると、クリックされやすいです。
ユーザーが見れるサイトマップも最適な内部リンク設置場所
Googleへ送信する「XMLサイトマップ」とは違い、ユーザーが見れるサイトマップも非常に有効な内部リンク設置場所になります。
このサイトマップの作り方は、下記の記事で解説していますが、プラグイン1つで一瞬で作成することが出来ます。
リンク切れをいち早く発見するためのWordPressプラグインとは?
内部リンクの設置場所が分かったところで、次はリンク切れをいち早く発見するためのWordPressプラグインを紹介します。
Broken Link Checker
このプラグインは、インストールして有効化するだけでOKのかなり使いやすいプラグインです。
リンク切れを発見すると、WordPressのダッシュボードで知らせてくれるので、是非導入しておきましょう。
まとめ:少ないクリック数で辿り着けるページが重要だと認識される
Googleが重要なページだと認識する可能性が高いのは、「少ないクリック数で辿り着けるページ」になります。
トップページから2クリック以内で全てのページへたどり着けるようにしましょう。
上位表示したいページへの内部リンクを貼りましょう。
これらのSEO対策を教えているのは、ユーザーがどの記事からサイトに入ってきてもその重要コンテンツページに辿り着けるため。
そして、どこからGoogleクローラーが徘徊してきても、その重要コンテンツページへ辿り着けるためですね。
この記事を読むことで、貴方のサイトの内部リンクが最適化されることを願います。