
度重なるGoogleアップデートにより、"内部対策やコンテンツの質が大事!"と言われていますが、もちろん外部対策も大事です。
しかし、上記のように具体的に何をすれば良いのか分からないSEO対策初心者の方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、僕が企業に対して教えている「被リンク獲得のための外部施策」を"惜しみなく"教えていこうと思います。
大きく分けると、主5つの被リンク獲得手法を詳しく解説していきます。
- 情報発信の王道で被リンクを獲得する
- 取引先から被リンクを獲得する
- 情報をまとめて被リンクを獲得する
- 認知度を拡大して被リンクを獲得する
- お問い合わせで被リンク申請する
今回の記事で紹介する外部施策を実践するとどうなるのか?
「待っているだけでは獲得できない質の良い被リンク」を意図的に増やすことができます。
つまり、検索上位に表示されるまでの時間を大幅に短縮できるということになります。
(もちろん、コンテンツの質が良いことが最低条件ですが)
ではさっそく解説していきましょう。
SEO外部対策における被リンクの獲得手法
主に大きく分けて5つの手法があります。
- 情報発信の王道で被リンクを獲得する
- 取引先から被リンクを獲得する
- 情報をまとめて被リンクを獲得する
- 認知度を拡大して被リンクを獲得する
- お問い合わせで被リンク申請する
より具体的に細かく解説していきます。
情報発信の王道で被リンクを獲得する
これは具体的に解説すると、"ユーザーが紹介したくなる情報を発信"して被リンクを獲得する方法です。
詳しく解説すると、以下の2つがあります。
- 自身の1次情報を発信する
- SNSでのシェア拡散を狙う
自身の1次情報を発信する
1次情報…つまり、現実世界で本人が体験している情報は、非常に希少価値があります。
被リンクというのは、「このサイトの記事を参考にしてください!」という人気投票でもあります。
- インターネットに転がっている情報をつなぎ合わせただけの記事
- 執筆者本人の実体験であり、よりリアルに詳細が書かれている記事
上の2つだと、どちらの方が”紹介されやすい”でしょうか?
自分自身が体験した"1次情報"は、貴方しか持っていない「希少価値が高いレアな情報」なんです。
SNSでのシェア拡散を狙う
TwitterやFaceBookなどでの"バズ"を狙い、被リンク獲得を目指します。


いや、NOだ。
Google関係者もこれは公言している。
しかし、直接的な影響はないだけで、”間接的には”被リンク獲得につながると考えてください。
- SNSで拡散される
- 各種メディアサイトで紹介される
- 被リンク獲得につながる
このように、間接的に被リンクを獲得することが可能です。
SNSでのフォロワーを獲得し影響力を高めていくことは、SEO外部対策にも非常に有効です。
これは、下記のブログでも解説されています。
参照【データで検証】SNSでの拡散は、SEOに効果があるのか検証してみた。
取引先から被リンクを獲得する
2つ目は、取引先から被リンクを獲得するという手法。
主に、コチラ側が相手にGIVEをして、その見返りとして被リンクをいただくという形になります。
例えばブログだとどうなるのか?
以下の2つが該当するかと思います。
- 価値提供して感想をいただく
- オフライン活動をして被リンクをいただく
それぞれ解説していきます。
価値提供して感想をいただく
「無料で○○しますので、感想として当ブログをご自身のブログで紹介していただけないでしょうか?」
このように、相手に先にGIVEをするような提案をするのはとても有効です。



同じようなジャンルを扱っている人から「感想」として被リンクをいただくことも出来るはずです。
貴方のブログと同じようなジャンルを扱っている人に、何をしたら喜んでくれるのか?
まずは相手に何をGIVEできるのかを考えてみましょう。
オフライン活動で被リンクをいただく
「○○社さんの様子を、当ブログで紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
このように、実際に足を使って被リンクを獲得しに行く手法になります。
これも基本は「価値提供」ですね。
相手先に何をGIVEできるのか。
これを突き詰めて考える必要があります。
自身の影響力やブログのアクセス数が伸びていれば、セミナーへの登壇や講演依頼が来ることもあります。

情報をまとめて被リンクを獲得する
複数のサイトに書かれている情報が、分かりやすくまとめられている記事。
こういった"まとめ"記事も、被リンク獲得施策としては有効です。
理由としては、やはり"まとめることによって流用性が高まる"からですね。

この「情報をまとめて被リンクを獲得する」手法には、オススメの方法が2つあります。
- 専門サイトや海外サイトをまとめる
- ネット上に転がるデータをまとめる
解説していきます。
専門サイトや海外サイトをリライトする
そもそも被リンクをいただけるということは、”分かりやすい情報である”ことが大前提です。
ということは、一番手っ取り早く被リンクを貰える記事を書くには「分かりにくい情報」を「分かりやすい情報」に変えてあげれば良いわけです。
→解説して分かりやすく噛みくだいて初心者向けにする
→翻訳して日本人向けに分かりやすくして公開
単純に、これだけでも被リンクを貰える記事が完成します。
事実、メンタリストDaigoさんは"海外論文から仕入れた情報"をYouTube視聴者へ”分かりやすい情報”にして提供しているわけです。
だから、「メンタリストDaigoの動画は分かりやすいからオススメだよ!」と人気投票が集まるわけですね。
ネット上に転がるデータをまとめる
検索して出てくる複数の記事の情報を"まとめてあげる"だけでも分かりやすい情報になります。
これについては、複数の記事の情報が1つにまとめ上げられることによって「流用性」が高まると考えた方が良いでしょう。
考えてみれば、至極当然のことですよね。
友達に何か情報を渡す際に、5つの記事URLを渡すより、1つの記事URLを渡す方が"楽"だし"喜ばれる"はずです。

認知度を拡大して被リンクを獲得する
具体的に説明すると、「露出度を増やして間接的な被リンクを高める」手法です。
前述した「SNSでのシェア拡散で被リンクを獲得する」とも似ていますが、より確実に露出度を増やしていく施策を紹介します。
広告出稿により認知度を拡大する
広告を出稿して、ターゲット層への露出度を強制的に上げていきます。
初心者に対して、僕が今現在も有効だと思う広告だと以下の3つです。
- Twitter広告
- FaceBook広告
- Instagram広告
理由は、「SNSで検索するようになってきた」という状況と、広告表示するユーザー層を絞りやすいというところにあります。
- 〇〇さんをフォローしている人
- 〇〇というキーワードを投稿している人
- 年代と性別と地域で当てはまる人
…のように、細かくユーザー属性を絞れます。
Google広告も非常に使いやすいですが、SEOキーワード選定やペルソナへの理解が高くないと、効果的な認知度アップには繋げにくいです。
被リンク獲得までのプロセスは、以下のようになります。
- SNSでその広告を発見する
- そのサイトを見てみる
- 他メディアでオススメする(被リンク)
上記を見ていただければ分かるように、しっかりとユーザーに対して有益なコンテンツであることが大前提になります。
他のWEBメディアへの露出度を増やす
- にほんブログ村
- ブログランキング
等の、ランキングメディアに積極的に参加して露出度を増やす手法です。
その他にも
- 掲示板サイト
- Yahoo!知恵袋
等のメディアは、初心者でも手が出しやすいかと思います。
自身のサイトのアクセス数が増えてきたら、企業のキュレーションサイトに寄稿の提案をしてみても良いでしょう。

お問い合わせで被リンク申請する
最後は直接ブログ運営者様にお問い合わせをして被リンクを獲得する手法です。


同じようなジャンルやテーマを扱っているブログに対して、お問い合わせメールを送信していきます。
検索すると様々なお問い合わせメールのテンプレートが出てきますが、中でもポイントは以下の点。
- メールを読むことのベネフィットを解説
- 相手のブログを褒める
- 自分のブログを紹介する
- 被リンク提案を受けることのベネフィットを説明する
この4つは非常に重要です。
まずはメールの第一声で「メールを読むことのベネフィット」を提案しましょう。
次に、相手のブログをしっかりと褒めてから自身のブログを紹介します。
そして、相互の被リンクを提案し、提案を受けたときのベネフィットを提案します。

相手に悪いかもだし、
「被リンクくれ」なんて言えるほど自信ないよ…?

お問い合わせメールで被リンクを提案する行為は、初心者の方は抵抗があるかと思いますが…。
大手サイトの運営側も、この手法を多用しているのが現実です。
個人ブログで少しでも流入を上げたい場合は、すぐにでも取り掛かれるこの手法を使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ:被リンク獲得手法は、自分が今取り掛かれるものを実践しよう
被リンク獲得手法は、大きく分けて5つあると解説しました。
- 情報発信の王道で被リンクを獲得する
- 取引先から被リンクを獲得する
- 情報をまとめて被リンクを獲得する
- 認知度を拡大して被リンクを獲得する
- お問い合わせで被リンク申請する
この5つの手法のうち、全てを今すぐ取り掛かるのは難しいでしょう。
被リンク獲得の難易度的には、
⑤ < ① < ④ < ③ < ②
といったところでしょうか。

