
「自分が書いた記事は、何故か読みにくい。」
「全然読まれず離脱されてしまう。」
そんな方は、是非この記事を読んで「記事スタイルの整え方」を学んでみて欲しいと思います。
記事スタイルを整える際に意識するべき点は、主に以下の点です。
- 序論・本論・結論で分けることができるか
- 箇条書きをしっかりと活用できているか
- 1つの見出しの文字数が多すぎないか
- 長すぎる文章は2つに分けられないか
- 無駄に句読点が多く使われていないか
- 一目で理解できるような見出しになっているか
実際に依頼を受けた記事を直しながら解説していきますので、初心者の方でも理解することが出来ると思います。
この記事スタイルの整え方を覚えるだけで、貴方の記事は見違えるほど読みやすくなり、離脱率は下がり検索順位の向上も見込めると思います。
リライト前の文章を、固定ページで見れるようにしています。
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この記事の目次
序論・本論・結論で分けることができるか
初心者の方に扱いやすい文章構成の"型"は「三段論法」かと思います。
- 序論
- 本論
- 結論
で記事を構成するものですね。
実際に多いのが、序論に内容を詰め込みすぎて、本論が読まれない。というもの。
もちろん序論で「解決策」を提示してしまうことも大事です。
しかし、下記のように「事例紹介」が序論を大きく占有してしまっている場合は、本論に移行しても良いでしょう。
↓↓↓
本論に含ませるので、しっかりと見出しを付けて移行します。
上記のように、するのが理想的と言えます。
- 序論の役割は「感情に訴えかけて本論へと誘導する」
- 本論の役割は「理論立てて記事の内容を伝えて納得してもらう」
- 結論の役割は「記事の内容と自身の想いを綴り、次なるアクションへ誘導する」
このようにそれぞれの役割を果たすためには、「この要素はどこに入れるのが適切か」を考えていく必要があります。
箇条書きをしっかりと活用できているか
ただ言葉を並べただけの文章では、飽きが来てしまいます。
是非、箇条書きを活用してください。
箇条書き変更パターン①
↓↓↓
箇条書き変更パターン②
↓↓↓
箇条書き変更パターン③
↓↓↓
箇条書き変更パターン④
↓↓↓
このように、文章を箇条書きにしてあげるだけで、より読みやすく理解しやすくなります。
コンテンツの満足度は、「コンテンツに対する理解度」と比例します。
箇条書きにすることにより"注目して欲しいポイント"をハッキリと明示して読んでもらうことが可能です。
1つの見出しの文字数が多すぎないか
上記見出しの2番目。50文字程度あります。
「トップ営業マンが心掛けている要点を掴むヒアリングのコツとは、勝手にあなたが想像して話さないことである。」
この見出しを、下記のように"30文字程度に"変更してみましょう。
「トップ営業マンが心掛けているヒアリングのコツは、たった1つ。」
見出しは長すぎても読んでくれません。
本の目次でも、文字数が長すぎる見出しはあまり見かけないかと思います。
見出しは30~40文字程度を目標にしましょう。
それを超えてしまうと、非常に冗長な見出しになってしまう可能性があります。
長すぎる文章は2つに分けられないか
「知りたい情報を自分勝手に質問をするのではなく、「どうしてその商品を求めているのか?」をヒアリングした上で、きちんとお客様の根本の悩みを咀嚼して、自社のサービスや商品で提案するのが営業である。」
上記の文章は、以下のように変えてみるとどうでしょうか?
知りたい情報を自分勝手に質問をするのではなく、まずは「どうしてその商品を求めているのか?」をヒアリングすること。
その上で、きちんとお客様の根本の悩みを咀嚼して、自社のサービスや商品で提案するのが営業である。
1つの長い文章を切り分けて、2つの文章にする。
たったこれだけで、読みやすさは格段に上がります。
現在はスマートフォンで記事を読む方が多いので、この「文章を分けるスキル」は是非習得しておきたいところです。
無駄に句読点が多く使われていないか
営業マン本人は、「自分では要点を聞き出せて、答えられた」と、思っているのに、お客様の要望と営業マンの提案が合致しないことがある。
上記の文章は、下記のように直してみてはいかがでしょうか?
営業マン本人は「自分では要点を聞き出せて、答えられた」と思っているのに、お客様の要望と営業マンの提案が合致しないことがある。
句読点を2つ減らしました。
声に出して読んでみると、修正後の文章の方がスッキリと読めることが分かると思います。
句読点を無駄に入れすぎないことも、ライティングスキルの1つです。
主に目安としては、
- 句読点が3つ含まれていれば"注意"
- 句読点が4つ含まれていれば"警告"
- 句読点が5つ以上含まれていれば"反則"
と覚えていただければと思います。
一目で理解できるような見出しになっているか
- 実例 家営業編:どの職種でも営業のヒアリングの流れは一緒である。
- 実例 車営業編:どの職業でも営業のヒアリングの流れは一緒である。
上記の見出しを見てみると、違いは「家」か「車」かということが分かります。
読者はこの"たった1文字の違い"を即座に見つけられるでしょうか?
下記のように修正してみましょう。
- 実例 住宅営業でも勝手な妄想でヒアリングしてはいけない
- 実例 車営業のヒアリングでも、”あなたの意見はいらない”
全く違う文章にして、"それぞれを読ませる"ことを意識しました。
記事は分かりやすく、読みやすく。
読者に間違い探しをさせてはいけません。
WEBでの記事は、書籍ではないので"読みやすさ"を重視しよう。
上記のような修正を施した文章が、下記のボタンから参照できます。