

記事ページの滞在時間がどうしても長くならないの…。
流入はあるのにPVが上がっていかないし…。

この記事を読んでいる貴方は、どうすれば初心者でも”読まれる記事”を書けるのか模索しているはずです。
この記事では以下の点について説明しています。
- 読まれる記事の2つの絶対条件と共通点
- 読まれる記事の文章構成
- 記事自体の詳しい書き方
- 読みたくなるタイトルの付け方
- 読まれる記事にするための6つのポイント
あなたの記事に対する苦手意識は、この記事を読むことで限りなく軽減されるはずです。
それでは早速、初心者でも出来る読まれる記事の書き方バイブルを進めていきましょう。
この記事の目次
読まれる記事の2つの絶対条件と共通点
読まれる記事には絶対条件と共通点があります。
そして、その条件と共通点を守っている記事だけが読まれます。
早速解説してみますと、
- 読み手に理解されやすい文章であること。
- 伝えたい事が明確でハッキリしていること。
この2つですね。
読み手に理解されやすい単語と文章
まず、読み手に理解できないような単語や文章を使っていては、100%読まれません。
記事のターゲットが高校生なのに、ビジネス用語を連発した文章を書いていては…読むことが苦痛になってしまいますね。
ターゲットをしっかりと設定して、読み手本位の文章を書くことを意識しましょう。
伝えたい事は明確に、1記事1テーマ
そして、伝えたいことが明確でなければ記事は成り立ちません。
「1つの記事で、あれもこれも伝えたい。」
そう思ってしまうことは仕方のないことですが、1記事1テーマを厳守することが大事です。

伝えたいことは明確に、1記事1テーマを厳守して記事を書くことに集中していきましょう。
読まれる記事の文章構成について解説
では、肝心の読まれる記事構成はどのように考えていったら良いのでしょうか?
主に、WEB上の記事は下記のように構成されます。
- トップコピー
- ボディコピー
- ボトムコピー
の3つの部分に分かれます。
それぞれの部分に役割があり、その役割をしっかりと果たすような文章を書くことで、読んでいても苦にならない記事が完成します。
つまり、気付いたら読んでしまっていた…という現象を引き起こすことができます。
それぞれの役割や中身については、このようになっています。
トップコピー
トップコピーとは、いわゆる「冒頭部分」のことを示します。
冒頭部分の役割は、読み手の感情を刺激して記事に対しての好奇心をそそることにあります。
「こんな記事読みたかった!」
「この記事読んだらこんなメリットがあるのか!」
と思わせることが目標です。
フック部分…と言われることもありますね。
冒頭部分の役割を果たすためには、以下の要素を入れることが効果的です。
- 問題提起
- 自身の体験談
- 解決策とメリット
ボディコピー
ボディコピーとは「本文」のことを示します。
見出しを使って、読み手を納得させる部分ですね。
役割は、解決策についての理由や根拠を説明し、読み手に理解させることです。
ボトムコピー
ボトムコピーは「まとめ」部分ですね。
記事の最後、締めの部分になること。
このボトムコピーの役割とは、読み手に要点を伝えて満足度を引き上げること。
終わりよければ全て良し。
記事も同じく、最後に満足度が高ければ他の記事を読んでくれる可能性も高まります。

読まれる記事の書き方を解説
それでは、実際に読まれる記事の書き方を解説していきます。
各要素ごとに、書き方をまとめていますので、参考にしていただければと思います。
問題提起
問題提起部分は、読み手に記事への興味をもってもらうために大事な部分ですね。
この書き始めでよく悩まれる方がいらっしゃいますが、読み手が興味を持ちやすいパターンが4つ存在します。
- 気付かせる系
- 物語系
- 時事ネタ系
- 引用系
この4パターンです。
それぞれ説明すると、
気づかせる系
どんな記事にもオールマイティーに使える冒頭文。
記事の内容につながる、読み手に好奇心をそそる文章を書くこと。
- 読み手の悩みを指摘してあげる。
- 読み手が知らないような知識を明記して気付きを与える。
このような冒頭文ですね。
ジョン・ケープルズの著書「ザ・コピーライティング」という本では、この冒頭分を「ハッとする文章」と表現しています。
物語系
物語(ストーリー)というのは、人の心を引きつけて話しません。
記事の内容に関係するような、貴方のストーリーだったり、有名人のストーリーを記述するのも良い手です。
中でも人を引きつけるのが、「失敗した物語」ですね。
僕は、19歳で詐欺にあい、今までの資産を無くすどころか借金まで背負う形になりました。
こんな文章から始まったら、思わず読んでしまいませんか?
人に話せないような失敗経験は、記事において最大の武器となります。
時事ネタ系
トレンド系の記事では大活躍の冒頭部分ですね。
新年号が○○になりましたね。
台風が○○に接近してきましたね。
このような書き始めからスタートする手法ですね。
トレンド情報を扱う記事ならば、この書き方で問題ないでしょう。
もしも長い期間、ずっと読まれる記事を書きたいのならば、この手法はあまりオススメはできません。
引用系
有名人の格言や名言を引用して、読み手の注目を集める冒頭部分です。
記事の内容につながる、そしてターゲットの心に突き刺さるような名言を引用し、そのまま冒頭文にしてしまいます。
その名言が「ハッとする言葉」であればあるほど、効果は高いです。
このように、冒頭部分の書き方は4パターンで攻略することができます。


自身の体験談
記事とは「読み手の悩みを解決」するコンテンツです。
ということは、その記事を読もうと思ったきっかけとなる「悩み」があるはずです。
読み手が抱えている悩みについて、
こういった悩みを抱えていませんか?
実は私も同じで…
というように「共感」を得るための要素が「自身の体験談」になります。
共感を得ることは、読み手の「信頼」を獲得することにつながります。
読み手(ターゲット)の性別にもよりますが、女性であれば共感部分の効果は絶大です。
「この人も私と同じような悩みを抱えていたんだ…!」
と思わせることができれば十分でしょう。

解決策部分
解決策部分は、読み手に記事を読むメリットを提示する、非常に重要な要素です。
この部分では主に2つのことを明記します。
- その悩みを無くすための解決策はどのようなものなのか。
- その解決策を実行した結果、どのような変化が訪れたのか。
記事はまだ冒頭部分ですが、ここで記事で伝えたい解決策を明記してしまいます。


悩みを抱えている人というのは、”すぐに”解決策を知りたいのです。
冒頭部分で、記事で説明する解決策を伝えることで、「この情報待ってた!」と読み手のスイッチをONにします。
本文
ようやく記事のボディコピー「本文」に差し掛かりました。
この本文でのポイントは3つです。
- 数字を使ったセールスコピーを意識すること。
- 例え話を使って読み手の理解度を上げること。
- 読みやすくなる工夫を忘れないこと。
この「本文」の役割は、冒頭部分で刺激した読み手の感情を「納得」に変えることです。
提示した解決策についての理由や根拠を、見出しを使ってしっかりと解説していきます。
見出しを効果的に使えば、流し読みをしている読み手にも要点を伝えることができます。
下記の図を見てみましょう。
このように、見出しをしっかりと使って整理された文章にすると、流し読みしている読み手も内容を理解しやすくなります。
そして記述する内容は主に、数字というデータを積極的に使っていきましょう。
- この記事を読んだ80%の方が「満足した」とアンケートで結果が出ています。
- この記事を読んだ大半の方が「満足した」とアンケートで結果が出ています。
上の2つの文章だと、どちらが信ぴょう性が高いでしょうか?
無論、前者かと思います。
そして、読みやすいように文章を装飾することを忘れない。
- 目立たせたい場合は太字にする。
- もっと注目させたい場合は赤文字にする。
等の工夫をして、読み手の視線を誘導してあげましょう。
上記の書き方のように、箇条書きを使うことも非常に有効な手段です。


まとめ
さて、記事の最後です。
まとめってどうやって書けば良いんですか?
…というか何書けば良いんでしょうか?
という声をかなり頂いておりますが、このボトムコピーの役割は2つ。
- 読み手に対して要点を伝えてあげる。(フィードバッグ)
- 記事に対する満足度を上げて次なる提案を投げかける。
当サイトでも実施している通り、「まとめ」で記事全体の要点を伝えてあげることは、結果的な読み手の理解度を上げることができます。

そして、1つの悩みを解決してあげたら次なる行動へ誘導してあげる。
○○をマスターしたら、次は□□してみるのも良いでしょう。
この記事の内容を実践して、”読まれる記事”を書いてみましょう。
このように誘導してあげるのも有効ですし、そのタイミングでアフィリエイトすることも可能です。
この悩みを解決したら、○○の商品を使って更に業務効率化してみるのも良いと思います!
”読まれる記事”を書ければ、アフィリエイトも十分に可能です。今のうちにASP登録してはいかがでしょうか?
のような感じですね。
読まれる記事を書くことができれば、自然と少しずつ収益が上がっていくことがわかると思います。
読まれる記事のタイトルの付け方


さて、記事が書けたら次は「記事に命を吹き込む」ことです。
記事の顔となる”タイトル”はどうやって付けたらいいのでしょうか?
解説していこうと思います。
目に止まることが必要条件
まず、WEBページでの記事を書く際に意識することは、「目に止まるようなタイトル」でなければ意味がないということ。
数ある記事タイトルの中から、
「あっこの記事良いかも!」
と一瞬で目に止まるようなタイトルを付けなければいけないことを理解してください。
コピーライティングを強く意識する
実は、読み手の目に止まり、なおかつクリックしたくなるタイトルには、3つの要素があります。
- 得になること
- 新情報であること
- 好奇心を刺激すること
この3つの要素です。
説明すると、
得になる
読み手の得になると、タイトルで伝えなければいけません。
人は損得で動く生き物です。
新情報
読み手の知的欲求を満たす”新情報”があるのなら、それを明記しましょう。
人は他人が知らないものを知って優越感に浸りたがります。
好奇心を刺激する
好奇心をそそるフレーズを組み込むこと。
目を止めるようなタイトルを付けるには必要不可欠。
要素を組み合わせて、1つのタイトルにする
必ず入れなければならない要素は「得になる」ですね。
人間は損得感情で動く生き物です。
自分の得になると思った記事しか読みません。
なので、タイトルには「この記事を読めば得ですよ」と伝える文章を入れなければいけません。
もう一つ必須項目なのが、「好奇心を刺激する」という要素でしょう。
WEBページの記事というのは「目に止まるタイトル」でなければ読まれません。
矛盾やイメージを活用して好奇心を刺激
目に止まるような好奇心を刺激する記事タイトルは、どのように付ければ良いのか?
わかりやすいのが、
- 矛盾
- イメージ
この2つを活用すること。
矛盾フレーズを使って、読み手にアピールするならば…
- 健康に良いタバコ
- 縄のない縄跳び
- 小さいけど大容量
- 使えば増えるお金
のようなフレーズですね。
矛盾したフレーズは、確実に読み手を気にならせます。
例で言うと、「消えるボールペン」で有名なフリクションボールペンは、この矛盾フレーズで一躍有名になり売上を伸ばしましたね。
読まれる記事にするためには、読まれるタイトルをつけること。
タイトルの付け方については、下記の記事と動画で詳しく解説しています。
読ませる記事を書く時の6つのポイント
さて、ここまでで「読まれる記事の書き方」を解説してきました。
実際に記事を書かれる前に、注意してほしい6つのポイントを教えておこうと思います。
とても大事なことで、たった6つのポイントを意識するだけで貴方が書く記事は変わってくるはずです。
相手本位の記事を書くことを意識する
読まれない記事を書いてしまうライターは、どうしても自分本位の文章になりがちです。
- この専門用語くらい理解できるだろう。
- ここは略しても大丈夫だろう。
ターゲットとなる読み手に合わせた文章を書くことを意識していれば、上記のような感情は生まれないはずです。


記事のターゲットをトコトン明確にする
記事の読み手となるターゲットをトコトン明確に設定していきましょう。
- 性別は?
- 年代は?
- 性格は?
- 職業は?
これらのことを明確にして、たった一人の悩みに寄り添うと思って記事を書いてみてください。
世界中のみんなに向けた記事を書くよりも、”たった一人のためだけ”に書いた記事のほうが心に突き刺さります。
この記事を、「記事の書き方で迷っているあなた」のためだけに書いているように。
1つのコンテンツとして満足されるか考える
あなたが書いた記事は、1つの商品として世の中に出しても満足されるでしょうか?
補足記事のような記事は別ですが、「読まれる記事」にしたいならば、読み手の満足度を考えることです。
この記事に出会えてよかった!
この情報は誰かに伝えたい!
そう思われるような、満足度,完成度の高い記事を書きましょう。
ビフォーアフターをしっかりアピールする
あなたの記事を読んだターゲットには、どんなメリットがありますか?
- 悩みを解決する前はどんな状況?
- 悩みを解決した後はどんな状況に変化するのか?
この2つのビフォーアフターをしっかりとアピールしましょう。
読み手(ターゲット)は、自分をより良く変化させてくれる記事を望んでいます。
あなたも、”自分の記事の質を高めたくて”この記事を読んでいるはずです。
読みやすさにこだわること
改行が一切ない記事は読みにくいですよね。
改行をいれすぎてスカスカな記事も読んでいて違和感を覚えますが、キツキツに文字が詰まった記事も読みにくいです。
記事を書いた後は、
- PCで記事を表示したらどうなるのか。
- スマホで記事を表示したらどうなるのか。
最低限これはチェックしておくべきです。
読みやすい文章で有益な情報を提供する。
これこそが素晴らしく価値のあるサービスだと認識してください。
リアルな声は”リアルなまま”届けること
インタビュー形式の記事では、リアルな声をそのまま届けるようにしましょう。
良い例で言うと、「新R25」という20代向けのビジネスポータル情報サイトです。
このサイトでは、著名人などに体当たりインタビューしてその内容を記事として伝えていますね。
会話形式になっており、「そこ必要?!」と思うような会話もしっかりと記事にしています。
ドッキリなどのテレビ番組でもそうですが、人は「ヤラセ」を嫌います。
よりリアリティーを出すために、その人が発した一言一句をリアルに届けるような記事にしてみましょう。
まとめ
では、「読まれる記事の書き方」の要点をまとめていきます。
- 読み手の”好奇心”を刺激するタイトルと冒頭部分で”感情”を揺さぶろう。
- 本文は読みやすく「納得」させることを意識しよう。
- 記事の理解度を高めて、結果的な満足度を引き上げることが重要。
- 6つのポイントを意識して、”相手本位”の記事を書くことを意識してみよう。
読まれる記事を書くことができれば、ライターとしても生きていけますし、ブロガーとしても生きていけます。
この記事に書いてあることを実践してもらえると、今までとは違った記事を書くことが出来るはずです。
早速、記事を書き始めてみましょう。
当サイトは、そんな貴方を応援しています。


最後に、記事ライティングに非常に参考になった3冊の書籍を紹介させていただきます。
貴方がこれを読めば、ライティングに対してより見解を深められると思います。