SSL化って知っていますか??
Googleが最近、「SSL化しているサイトの検索順位を向上させる」との報告を発表していましたね。
って思ってる人いますよね?僕もそうでした。
なので今回は、
SSL化するとどうなるのか?
SSL化することのメリット・デメリットは何なのか?
という面について記事を書いていこうと思います。
この記事の目次
SSL・TLSとは何なのか。
実は、SSLは前の呼び名で、現在はTLSと呼ばれています。
ネットの情報をそのまんま引っ張ってみましょう。
SSLとは?
Secure Sockets Layer (SSL)とは、1994年にNetscapeによって開発された世界標準のセキュリティーテクノロジーです。SSLはWebサーバーとWebブラウザーとの間に暗号化し送受信できる通信方法です。機密性の高い個人情報やクレジットカードの情報などを取扱う際にはSSLによる通信が利用されます。
※参照:https://www.sslcerts.jp/
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TLSとは?
Transport Layer Securityは、インターネットなどのコンピュータネットワークにおいてセキュリティを要求される通信を行うためのプロトコルである。主な機能として、通信相手の認証、通信内容の暗号化、改竄の検出を提供する。TLSはIETFによって策定された。
※参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security
…は?
ってなりますよね(笑)
分かりやすく説明します。
例えで言うと、最近のLINE。
LINEの個人とのトークルームを開くと、相手の名前の横に鍵マークが付きましたね。
このトークルームのメッセージと通話は暗号化されて安全です。
タップしてみると、この様に表示されます。
SSL・TLS化も同じようなものと考えてください。
ホームページ自体のセキュリティを更に強化しているので、より安全になる。ということです。
ホームページに入力された、個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータをより複雑に暗号化するので、ユーザーの安心も、運営者の安全も確保できるっちゅうわけです!
http://→https://にアドレスが変更される
はい、SSL・TLS化すると、アドレスが変更されます。
ところで、皆さんは自分のブログやサイトの「http」部分って何の略称か知っていますか?
httpとは?
Hypertext Transfer Protocolとは、HTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコルである。主としてWorld Wide Webにおいて、WebブラウザとWebサーバとの間での転送に用いられる。ハイパーテキスト転送プロトコルとも呼ばれる。
※参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/Hypertext_Transfer_Protocol
Hypertext Transfer Protocolの略称ですね。
SSL・TLS化すると、この「http」が「https」に変わります。
じゃあ「https」って何よ?っとなりますね。
httpsとは?
HTTPS (Hypertext Transfer Protocol Secure) は、HTTPによる通信を安全に(セキュアに)行うためのプロトコルおよびURIスキームである。厳密に言えば、HTTPS自体はプロトコルではなく、SSL/TLSプロトコルによって提供されるセキュアな接続の上でHTTP通信を行うことをHTTPSと呼んでいる。
※参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/HTTPS
はい、先程のHypertext Transfer Protocolに、「secure」が付くから、「s」の文字が付くと考えてくれて良いです。
つまり、Googleさんが僕達のサイトを見る際も、「ちゃんと保護されたサイトなんだな。」と評価を受けることが出来ます。
SSL・TLS化することのメリットまとめ
というわけで、「https」にすることによるメリットを簡単にまとめてみます。
情報を抜かれたりすることが無いので、ユーザーが安心してくれる
複雑な暗号化により、サイトの改ざんを防ぐことが出来る
安全なサイトと評価されるので、検索順位が上がり、アクセスが向上する
リファラー受け渡しもスムーズに改善されるので、アクセス解析に信頼が出る
使うブラウザによっては、サイト速度が向上する
うん、これくらい!
まぁ難しいことは置いといてさ、とりあえず皆が安全安心に見れるサイトになるって事。
これが一番大事だね。
SSL・TLS化のデメリット
こんなに良い所だらけのSSL化ですが、デメリットもあります。
まとめると、
アドレスが変わるので、その後の対応が面倒くさい。
SSL・TLS化するのに、証明書を発行しなければならない。
この2つ。
え、2つだけやん?と思いますよね?
問題は、1つ目のデメリット。
http→httpsとなるので、サイトアドレスが変わる。
という事。
サイトアドレスが変わるってことは、どういうことかって言うと…。
今までのサイトをブックマークしていた人が、アクセスできなくなる。
サイト内の画像も、URLが変わるので見れなくなる。
この2つが確実に言えます。
次の記事では対処法を!
SSL/TLS化してからアドレス改変や全ての調整は、ものの30分で全て終わります。
30分で、SSL化して、画像のURLも全て変えて、前のURLからでもアクセス出来る様にしました。
少し長くなってしまったので、次の記事で詳しいSSL・TLS化した後の対処法を書いています。