
「既に書いてある記事をリライトするにはどうしたら良いんだろう?」
「リライトすれば検索順位上がって流入増えますよ!って、どうすればいい?」
ネット上には、リライトを解説している記事が沢山ありますが、かなり抽象的に解説しているサイトが多いのではないでしょうか?
- 上位表示しているサイトを参考にしましょう。
- キーワードを出来るだけ入れてみましょう。
- 狙っているキーワードを変えてみましょう。
このように抽象的に言われても、正直分からないですよね?
僕も分かりませんでした。
ですので、今回は初心者さんに向けて「既に書いてある記事をリライトする際の具体的な手順」を解説していこうと思います。
実際に使用するツールサイトの紹介や、スクリーンショットを多く入れていきました。
各箇所で詳しく解説している記事を紹介していますので、そちらも併せて読んでいただければ、理解度は更に深まるかと思います。
また、実際のリライト記録を解説した記事を最後に紹介しています。 参考にしていただければと思います。
記事キーワードの再選定をする
まずはリライト対象となる記事のキーワードを再選定していきます。 手順は以下の通りです。
- 記事の内容と悩みを明確にする
- その悩みから想定されるキーワードを選定する
この2段階になります。
記事の内容と解決できる悩みを明確にする
記事を読み返してみて、内容を把握します。 そしてその内容で、解決できる悩みを明確にします。
その悩みから想定されるキーワードを選定する
その明確にした悩みから、キーワードを選定します。 キーワード選定の方法は下記の記事を参考にしてください。
キーワードについての市場リサーチを行う
キーワードを再選定したら、リサーチをしていきます。 主に初心者にオススメ出来るリサーチは以下の通り。
- 実際に検索して上位表示記事の内容を把握する
- SNSで検索してみてユーザーの言語化された悩みをチェック
- 知恵袋で検索して質問文と求められている回答をチェック
- YouTubeで検索して内容をチェックする
- ※女性向けの場合「ガールズちゃんねる」で検索してチェックする
実際に検索して上位表示記事の内容を把握する
実際に検索して上位表示されている記事のタイトルと見出しを確認します。 上記の画像はラッコツールズの見出し抽出というツールサイトを使用したものです。 参照ラッコツールズ見出し抽出 このツールを使用すると、上位表示サイトのタイトルと見出しを全て確認できます。
このように、「+」ボタンを押すと見出しが確認できると思います。
- 上位表示記事のタイトルはどのようなものか
- 上位表示記事の見出しからコンテンツ内容の把握
を確認します。
SNSで検索してみてユーザーの言語化された悩みをチェック
Yahoo!リアルタイム検索を使い、選定したキーワードで検索してみます。
このYahoo!リアルタイム検索は、Twitterのアカウントを持っていなくてもTwitter検索をすることが出来ます。
※Twitterアカウントがあるのであれば、そちらを使っても良いでしょう。
知恵袋で検索して質問文と求められている回答をチェック
Yahoo!知恵袋でも検索します。 参照Yahoo!知恵袋 こうして検索してみると、下記のように「言語化されたユーザーの悩み」が見つかることもあります。
こうしたユーザーのリアルな声は、記事の冒頭部分に記載すると、ペルソナの心を掴み本文へ誘導することができます。
YouTubeで検索して内容をチェックする
YouTubeでも検索してみます。 参照YouTube 上記の画像では「SEO 内部対策」で検索していますが、見るべき項目は以下の点。
- 再生時間
- タイトル
- 内容
- コメント
経験上、再生時間が長めの動画が上位表示されている場合は、網羅性のあるコンテンツが求められていることが多いです。
更に内容が解説系であった場合、勉強したいと思っているユーザーが多いため、こちらも網羅性のあるコンテンツが求められます。
※女性向けの場合「ガールズちゃんねる」で検索してチェックする


女性向けコンテンツの場合、リサーチ時に「ガールズちゃんねる」をチェックするのは必須でしょう。
コメント等を見ると、それに共感された数だけ「+」の数が増えていきます。
この「+」が多いコメント内容を記事に反映させると、共感してくれる読者が増えていきます。
記事コンテンツを実際にリライトしていく
ここまでリサーチができたら、実際に記事をリライトしていきます。 主に手順としては以下の通り。
- 記事本文にコンテンツを追加,削る作業を行う
- キーワードの出現率を調整する
- Googleサジェストキーワードを見出しに入れる
- 共起語を含ませていく
記事本文にコンテンツを追加,削る作業を行う
上位表示記事にはあって、自分の記事にはないコンテンツを追加していきます。
全てを入れる必要はありませんが、主にリサーチ結果で分かった以下の項目について、記事で言及していきます。
- 上位表示サイトにあって、自身の記事にないもの
- 言語化されたユーザーの悩みに触れているか
上位表示サイトにあって、自身の記事にないもの
上位表示サイトやYouTube等では「Aを解説」という情報があるが、自身の記事にはない。
この場合は、”自身の記事の内容に合っていなかったら解説しなくても大丈夫”です。
※自身の記事の内容に合っていれば、追加してください。
ただ、その内容に触れることが大事です。
他のサイトでは、この悩みを解決するにあたって”A”を解説することが非常に多いです。
このブログを見ている人も”A”の解説を求めている人は沢山いるでしょう。
確かに、”A”を解説することによってあなたの悩みは解決するかもしれません。
それも1つの手です。
ですが、ここではあえて”B”について解説し、全くの別視点から貴方の悩みを解決していきたいと思います。
このように、他サイトのコンテンツについて触れ、ユーザーに共感し、自分のコンテンツへ誘導することが大事です。
言語化されたユーザーの悩みに触れているか
Yahoo!リアルタイム検索や知恵袋などでチェックした、”言語化されたユーザーの悩み”は非常に読者の共感を得やすい文章になります。
「~~~したら、~~になったんだけど、どうすればいい?」 「○○の日のプレゼント、安くても気持ちの伝わるものはないですかね?」
このように、リアルなユーザーの声は”リアルなまま”記事に載せることをおススメします。
先ほどのリサーチ画像では、以下のような「言語化されたユーザーの悩み」がありました。
これを冒頭部分の一番最初に持ってくると、
「営業活動をしていて、見積もりを出す時に変にプレッシャーを感じてしまう…。」
このように、言語化されたユーザーの悩みを"直接刺激"することが可能になります。
参考動画を埋め込んでみる
何かを解説する記事の場合、参考となるYouTube動画を埋め込むのも良い手です。
過去には YouTube動画を埋め込むと上位表示される確率が高まるという研究結果も出ていたほどです。
選定キーワードの割合が他のキーワードよりも多くなるよう調整する
選定キーワードの出現率を確かめてみてください。
下記のツールサイトを使って、簡単に調べることが出来ます。
出現率目標や、表示件数は気にしなくても大丈夫でしょう。
「アレルギー 外食」で狙っている記事を調査した結果、上記の画像のようになりました。
次に、検索して出てきた上位表示記事のキーワード出現率を調べていきます。



上位表示されている記事のキーワード出現率を見てみると、以下のようなことが分かります。
「"アレルギー"というキーワードの出現率が、全てのキーワードの中で一番高い」
キーワードを多く入れれば良いというわけではありません。
キーワードの出現率を、他のキーワードよりも高くしましょうということです。 狙ったキーワードの出現率を上げていくには、以下の方法があります。
- 該当キーワードの出現回数を多くしてみる
- 該当キーワード以外の出現回数を減らしてみる
基本的には上位表示されている記事の出現率に近づける形で、リライトしていくと良いでしょう。
Google検索のサジェストワードを見出しに散りばめる
Google検索してみた際に、ページ下に表示されている「関連する検索キーワード」があると思います。
そこに表示されている、「選定キーワード以外」のキーワードを見出しに散りばめましょう。
各一回ずつ見出しに入れれば大丈夫でしょう。
この作業をすることにより、複数の検索キーワードからの流入を見込めます。
共起語を記事本文に散りばめていく
次に、共起語を散りばめていきます。
共起語とは、あるキーワードが含まれた文章コンテンツの中に、そのキーワードと一緒に頻繁に出てくる単語のことです。 たとえば、「たらこスパゲティ」というキーワードなら、「レシピ」「簡単」「作り方」が同じ文章の中に出てくる可能性が高い単語として位置づけられます。
共起語については、下記のツールサイトで調べることが出来ます。
調べると、上記のようにコピペ用キーワードが出てきます。
それらをすべてコピーして、下記の「共起語カウンター」というツールサイトに貼り付けていきます。
共起語と、自身の記事の本文を貼り付けて「解析開始」をクリックします。
解析すると、記事の本文で各共起語が何回出現しているかが出てきます。
記事の内容に関係する共起語で、1度も出現していないものは、記事本文に散りばめていきましょう。
タイトルをリライトしていく
最後に、タイトルをリライトしていきます。
主に初心者には、「好奇心を刺激するフレーズ+読者の得になると伝えるフレーズ」をオススメします。
タイトルの付け方に関しては、下記の記事と動画で詳しく解説しています。
実際にリライトしてみた記録はコチラ
実際にリライトしてみた結果を、下記の記事でまとめています。