
WordPressって何だと思いますか?
そう聞かれるとかなり曖昧な認識の人がほとんどなのではないでしょうか?
当然のように使っているWordPressですが、これっていったいどんなことができるのでしょうか?
今回の記事は、WordPressのことを深く知らないあなたのために、WordPress歴5年の僕が具体的に分かりやすく解説してみようと思います。
この記事を読んだ後の貴方は、「WordPressって何?」と聞かれても即回答出来る程度の知識が付くことと思います。
この記事の目次
WordPressって何?どういうもの?
WordPressとは、ブログを運営しやすくするものです。
WordPressには様々なテンプレートやプラグインがあり、
- 好きなデザイン
- 好きな機能
を持たせることが出来ます。
カスタマイズ性が非常に高く、SEO対策もしやすいことからブロガーやサイト運営者から人気となっています。
そもそもブログソフトウェアであり、CMSとしても使われる
そもそもこのWordPressは全世界に仕組みが公開されている(オープンソース)ブログソフトウェアです。
PHPというプログラム言語で開発されていて、溜まっていくデータは「MySQL」と呼ばれるデータベース管理システムに保管されます。(通常は)
そしてこのWordPressはブログだけではなく、CMS(コンテンツ管理システム)としても利用されます。
ただブログを書いていくだけでなく、
- ゲーム攻略サイト
- 掲示板コミュニティサイト
- ポータルサイト
- 会員制サイト
こういったサービスを作成することも可能です。
WordPressはサイト制作においてどこに位置しているのか?
ブログソフトウェアとしてではなく、サイト制作ソフトウェアとしてWordPressを見ていったときに、他のサービスと比べてどこの位置に属しているのでしょうか?
- Wix.com
- SIRIUS
- Jimdo
- 賢威
ホームページ制作ソフトウェアで代表的なものを挙げさせていただきました。
この中で、「初心者でも手っ取り早く綺麗なサイトを作れるものは?」と聞かれると、現在はWix.comでしょう。
賢威やSIRIUSを勧める方がかなり多いですが、それはアフィリエイト案件の単価が高いからです。
しかし、自由度が限りなく高く、集客に向いているものを選ぶとすれば、WordPress以外ないです。
自由度が限りなく高いということは、専門知識を少しだけ必要とします。
しかし、逆手に取れば、良い育て方をすれば大きく育つということです。
現在、ブログメディアとしてもCMSとしても不動の1位の座に君臨しているのが、WordPressでしょう。
何故WordPressは人気なのか?結果は出るのか?
ではなぜそこまで人気になったのでしょうか?
それはいくつか理由がありますが、
- 圧倒的なデザインカスタマイズ度
- 記事投稿のしやすさ(操作性)
- 内部を弄りやすい(内部対策しやすい)
この3つが特に大きいと僕は思っています。
圧倒的なデザインカスタマイズ度
WordPressにはテンプレートというものがあり、それをインストールして有効化することで様々なデザインに変更することが出来ます。
無料から有料のものもあり、その種類は無限大と言ってもいいくらいです。
さらに、CSSを追記したりすることにより細かい部分のデザインまでカスタマイズできます。
記事投稿のしやすさ(操作性)
記事の投稿や編集が抜群にしやすいです。
これは、プラグインというWordPressに標準で備わっていない機能を追加することが出来るプログラムを活用することで、どんどん便利になっていきます。
- 画像の検索から挿入までWordPress上で行える
- あらかじめ用意しておいた文章などを1クリックで挿入できる
- 文字の装飾を行えるボタンを増やすことが出来る
- 広告を1クリックで挿入できるようになる
等、プラグインを使えばWordPressはどんどん便利に、高機能になっていきます。
内部を弄りやすい(内部対策)
Googleの検索順位において、自分の記事を上位に表示させるようにする対策のことを「SEO対策」といいます。
このSEO対策はサイトやブログを収益化する目的で行うものです。
そしてこのSEO対策は大きく分けて2種類あります。
- 内部対策
- 外部対策
サイトの内部をしっかりと整えるのか、サイトを外で宣伝するのか。
初心者はまずはその認識で構わないでしょう。
2019年、今の時代は「内部対策」がとても重要で、サイトの内部をしっかりと整えていかなければGoogleに評価されません。
この「サイト内部を整える作業」が、WordPressは非常にしやすいわけです。
なので、WordPress=SEO対策もしやすく集客に向いているということが分かります。
何故WordPressを使うようになったのか?どうやって使うの?
WordPressは何故こんなに世界中で使われるようになってのでしょうか?
ただのブログソフトウェアなのに…と思う人もいるかもしれませんが、実はブログを運営するというのは専門知識をかなり必要とすることなんです。
WordPressなしでブログを運営していくとすれば、記事の更新作業だけでも…
- HTMLコードの記述
- HTMLデータファイルのアップロード
こんな作業が待っています。
ブログを開設する時はもっと大変です。(説明が長くなるので省きますが。)
これが、WordPressにした途端どうでしょう?
- メールを打つような感覚で記事を書く
- 「公開」ボタンを押すだけで記事が公開される
なんと便利なことでしょう。
WordPressがあるからこそ、僕たちは直感的に記事を書くことができ、高度な専門知識がない人でも世界中に情報を発信することが出来るわけですね。
つまりWordPressは全世界に自己発信を広めたソフトだ
大きく言ってしまうとこんなことが言えてしまいます。
WordPressがあるからこそ、ブログという存在が増え続けているんだと思います。
始めは無料ブログを運営していても、自己発信が楽しい、もっとこだわりたい…そう思う人が初めに耳にする単語が「WordPress」でしょう。
無料ブログも、ブログ投稿機能としては申し分ないです。
しかし、
- いきなり削除されてしまう可能性がある
- カスタマイズに限界がある
- 商用利用ができないものがある
などのデメリットがあります。
WordPressは自由気ままに伸び伸びと自己発信したい人にとって最適なソフトであり、全世界に「自己発信」というものを広めたソフトであると僕は思っています。
まとめ:WordPressが世界で一番使われていることの証明
現在、毎月100万以上のWordPressサイトが増えていっているといいます。
あのMicrosoftでさえもWordPressのブログシステムを採用しているくらいです。
今から約10年前、インターネット全体のうち8.5%以上のWEBサイトがWordPressを使って作られていることが分かっています。
現在のシェア率は29.2%(2017年12月時点)で、ほぼ3サイトに1サイトはWordPressで作られているほどに成長しています。
同じ時期にWordPressの日本でのCMSシェア率を調査したところ、驚きの結果が出ました。
WordPressは海外よりも日本での人気が高く、シェア率は84.2%にも及びます。
1年ごとに4.7%ずつ上昇していっているとのことですので、2019年は単純計算しても90%を超えるのではないでしょうか?
ここからわかる通り、WordPressは世界中で1番使われているブログソフトウェアと言っても過言ではありません。
自身でブログを運営する際に少しずつ勉強していけば、将来WordPressサイト制作の仕事を個人で受注できるかもしれません。
WordPressを操作できるというのは個人の1つのスキルとして数えられる日も近いのではないでしょうか…?
WordPressが世界一のブログソフトウェアである証拠となる統計データ
WordPressが日本でも世界でもシェアNo.1CMSである理由