「ライターできたからブロガーできるんじゃね?」
「ブロガーできたからライターいけそう」
こんなふうに思ったことはありませんか?
この記事を読むと、そういったイメージが壊れます。
この記事ではライターとブロガーのちがいを、ディレクターとして20~25人のライターとやり取りし、ライターとブロガーを両方経験した観点から説明していきます。
それぞれの仕事のコツをわかりやすくお伝えしますので、ぜひご参考ください。
この記事の目次
ライターとブロガーのちがいは、クライアントの有無
ブログを1日数千文字書けたブロガーが、ライターになるケースがありますが、やってみたら全然満足してもらえなかったという話があります。
ブロガーができたからといって、ライターができるわけではありません。逆も同じ。
ライターとブロガーは、まったくべつの職業ですので注意しましょう。
それぞれの特徴を簡単にまとめました。
- SEOで上がるのが重要
- 情報が整理されている
- クライアント主観の記事
- SEOで上がらなくてもいい
- 好きなことを書ける
- 自分主観の記事
最大のちがいは、ブロガーは好きなことを書けますが、ライターはクライアントに求められた文章を書かなければいけない点です。
ライターはクライアントを満足させる必要がある
ライターの仕事の流れは、大きく分けて4ステップです。
- クライアントから記事を依頼される
- 記事のキーワードを検索
- 検索結果ページから、上位記事を分析
- 上位記事を参考に情報をまとめる
ブロガーとのちがいは、自分の意見や主張は通らないこと。
クライアントからお金を払って依頼されているので、ライターはクライアントが満足する記事を書かなければいけません。
ブロガーの目的は、ファンを獲得すること
ブロガーの目的は、ファンを獲得できる文章を書くこと。
具体的には、
- この人の書く文章が好き
- この人の発信する情報っていいよね
- この人のおすすめ商品なら買いたい
このように思わせる文章が求められます。
端的にいうと、ファンさえ獲得できればいいことになります。
ライターの目的は、情報整理の質と速さ
ライターの目的は、情報整理の質と速さ。
これがすばらしければ、そのライターは売れます。
「このライターの書く記事いいよな」と評価するのは、読者ではなくクライアントです。
そのため、ライターに個性は求められていません。
求められているのは、主に以下の4つ。
- コピペしてないか
- 情報整理されているか
- SEO対策・キーワードを気にしているか
- クライアントが気に入る記事を書けているか
この4つができていれば、儲かるライターになれます。
ライター・ブロガーそれぞれのコツ
ライターとブロガーそれぞれのコツは、以下の通り。
- ライターのコツは、マインドマップ
- ブロガーのコツは、読むストレスを減らすこと
それぞれ説明していきます。
ライターのコツは、マインドマップ
情報整理の質と速さを上げるために最適なのは、マインドマップ。特に以下がおすすめです。
- Xmind
- MindMeister
マインドマップの使い方は、まず検索結果ページに出た情報をマインドマップにひたすらまとめます。
次にそのマインドマップを見ながら記事を書くと、わかりやすい情報整理ができます。
ライターの方は、1度試してみてはいかがでしょうか。
ブロガーのコツは、読むストレスを減らすこと
ブロガーに大切なのは、読むストレスを減らすこと。
読むストレスでよくあるのが、
- 文章が長すぎる
- 句読点が多すぎる
- 改行が長すぎる
この3つに注意して、できる限り読むストレスを減らしてあげるといいですね。
次に大切なのは、見出しのつけ方。
なぜなら読者は流し読みで読むため、スクロールを止めません。
なので見出しを見ただけで記事の内容がわかるようにすると、読まれやすくなります。これはライターにも共通する点です。
まとめ
ライターとブロガーはべつの職業です。
ブロガーは、最初のうちはただ働きみたいになります。すぐにお金は生まれません。
ただし、稼げるようになると大きく稼げる可能性があります。
ライターは、最初からお金がもらえます。
ただし、収入は頭打ちになりやすく、稼げる額がある程度決まっています。