「私をフォローしたということは、副業に興味がおありですね?」

突然ですが好きなことだけして...

こんなダイレクトメッセージを受け取ったことありませんか?

副業紹介アカウントはなぜ無料相談誘ってくるのか。

その理由を、リストマーケティングで情報商材を販売し、実際にやってみた僕が解説します。

この記事を読むと、無料相談を誘ってくる人の手口がわかるので、自分も騙されることを防げます。

3分ほどで読めますので、どうぞご一読ください。

⇩登場人物の紹介⇩

彩奈 (女性)
ITベンチャー企業に勤める新卒社員。 ブログで副収入を得てみたいと思い、奮闘中。 SNSは得意だが、SEO対策やWEB関係はさっぱり分からない。
一郎 (男性)
ITベンチャー企業に勤める彩奈の上司。 自社のホームページの運用を担当している。 SEO対策やWEB関係は得意だが、SNS関係は苦手。
筆者のケントです!
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僕のTwitterでそのツイートを拡散させていただきます^^

無料相談誘ってくる人の目的は、リストマーケティング

TwitterやInstagramなどで、

「無料でお話ししましょうよ」

「アドバイスしますよ」

みたいなダイレクトメッセージがきたことありませんか?

彼らの目的は、リストマーケティング

リストとは、見込み客情報のこと。

たとえば副業であれば、以下のものが該当します。

  • お金を稼ぎたい人のメールアドレス
  • お金を稼ぎたい人のLINEのアカウント

このようにお金稼ぎをしたい・お金に困っている人の情報を集めたものがリストです。

商売には、リストを確保するのが大事になってきます。

リスト獲得後の3ステップ

副業系でお金稼ぎしたい人のリストを獲得後、リストの人たちに対して、主に以下の3つのことをやっていきます。

  1. フロントエンド(入口)
  2. バックエンド(回収)
  3. アップセル(回収)

順番に説明していきます。

①フロントエンド(入口)

フロントエンドとは、無料相談のように入り口となるもの・商品のこと。

フロントエンドは、無料相談や無料プレゼント(PDFや動画講義)などで相手に訴求しリストに入れていきます。

ここでしっかり価値を教育し、②へ誘導します。

②バックエンド(回収)

バックエンドとは、有料コンサルなどお金を回収するもののこと。

料金は、だいたい29,800円~高額まで幅があります。

バックエンドでお金を払った人に対して、③を勧めます。

③アップセル(回収)

アップセルとは、さらなる高額商品を売り込むこと。

②でさらに価値を教育し、より高額の商品へ誘導します。

ここでリストマーケティングの主な流れをおさらいします。

  1. リストのユーザーへ、まずフロントエンドで無料プレゼントする
  2. 無料プレゼントする代わりに、メールマガジンを受け取ってもらう
  3. メールマガジンで有益情報を配信し、バックエンドへ誘導する
  4. バックエンドでお金として回収する

メールマガジンの目的は、フロントエンドとバックエンドの間で相手を教育すること

メールマガジンで有益情報を配信→信頼をためる→バックエンドでお金として回収

このような流れで収益を回収していくビジネスモデルが、リストマーケティングです。

バックエンドとアップセルのちがい

バックエンドとアップセルは、どちらもお金として回収することですが、以下のちがいがあります。

バックエンド
一般人でも軽く出せてしまう金額
アップセル
基本的に高額で、直接コンサルティングなど、販売側も労力を要するものが多い

高額を支払うだけの価値があると教育し、3万→10万→30万のように、どんどん高額商材へ導いていきます。

情報商材屋が使っているのも、リストマーケティングの手法。

悪用されることが多いため、リストマーケティング自体に胡散臭いイメージがついてしまいました。

しかし、リストマーケティング自体は決して悪いものではありません。

プロダクトローンチとも呼ばれるこのやり方は、アマゾンや楽天などの大企業もやっているもので、商品やサービスを欲しがってる人に的確に売り込めます。

よい情報をしっかり提供できるなら、リストマーケティングは最適な手法です。

まとめ

SNSで副業関係の無料相談に誘われたときは、ほとんど無視してOKです。

一般的に、無料でなにかしてくれることはありえません。

誘った側は時間を消費するので、お金を払うように誘導します。

無料相談系のDMがきたら、無視する・断る・ブロックが推奨です。