ブログや自社サイトのWEB担当になった人。
SEO対策がわからない人。

そんな人のお悩みを解決します。

この記事を読めば、SEO対策とはなにかがわかります。

SEOの基礎知識について、法人サイトのWEB事業に関してSEOコンサルをやっており、個人にSEO対策を教えている僕がわかりやすく解説します。

SEOの歴史ややってはいけないこともまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

⇩登場人物の紹介⇩

彩奈 (女性)
ITベンチャー企業に勤める新卒社員。 ブログで副収入を得てみたいと思い、奮闘中。 SNSは得意だが、SEO対策やWEB関係はさっぱり分からない。
一郎 (男性)
ITベンチャー企業に勤める彩奈の上司。 自社のホームページの運用を担当している。 SEO対策やWEB関係は得意だが、SNS関係は苦手。
筆者のケントです!
記事の感想をURL付きでツイートしてくれた方は、DMでも良いので教えてください。
僕のTwitterでそのツイートを拡散させていただきます^^

SEO対策の目的は、収益と認知

SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイズ)の略語です。

日本語では、検索エンジン最適化。Googleなど検索エンジンの検索順位をあげるための対策となります。

SEO対策をする目的は、2つです。
①収益
②認知

SEO対策をして1位をとった場合の影響
①商品やサービス成約のクリックが増すため、収益が増える
②ブランド力が上昇し、〇〇といえばあそこ!というように専門家として認知される

大勢から認知されるためには、SEOで1位になることが大事です。

1位はみんなが覚えますが、2位はあまり記憶に残りません。
日本で1番高い山は?と聞かれると富士山と答えられます。ですが、2番目に高い山は?と聞かれるとわからない人が多いです。
※2番目に高い山は山梨県「北岳」

よく勘違いされるのは、収益やブランドを求めていなければ、SEO対策はやらなくてよいという点です。
SEOはあくまでも目的を達成するための手段なので、収益やブランドを求めなければやる必要はありません。

2.検索順位を決めるのは、クロール

検索順位は、以下の2つで決まります。
①クロール(巡回)
②インデックス(掲載)

クロールとは、Googleが人工知能を持ったロボット(Googlebot)に、いろいろなサイトを巡回させること。

インデックスとは、クロールで発見したページを検索エンジンへ登録し、検索結果に掲載すること。

検索順位が決まる手順は、以下の通りです。

  1. 巡回した先のサイト情報を集める(①)
  2. 独自のアルゴリズムにもとづいて順位を決定する
  3. 検索結果ページに掲載する(②)

注意点

  • クロールされないと検索順位に表示されない
  • クローラーはリンク上しか移動できない

リンクがひとつもつながっていないサイトや記事は、クロールされるのが遅れます。
その結果、検索順位に表示されるのが遅くなります。

対策は、記事同士の内部リンクをつなぐこと・Google Search ConsoleでURL検査をかけること。

サイトマップをSearch Consoleに送信するだけでも、変わってきます。

おすすめは、できたてのブログやメディアサイトをクロールにかける。Google Search Consoleでサイトマップ申請したりURL検査かけること。
その努力が順位を決定します。

3.検索順位をあげるには、中身を磨いてから宣伝

検索順位を上げる方法は、大きく分けて3つあります。

検索順位を上げる方法

①内部対策

表示速度改善・サイト構造を整える・タグを整理すること
※ほかにも色々ありますが、初心者はこれだけわかればOK

②外部対策

被リンクをもらうにはどうしたらいいかを考えること

③コンテンツ

どんなキーワードで記事を書けば検索されるか。どんなコンテンツを作ればユーザーが満足してくれるか・ブックマーク・シェアしてくれるかを考えること。

※キーワードは、SEOコンサルの間でも意見が分かれるところで、キーワードを内部対策に入れる人もいます。

それぞれどれくらいの割合で大事なのかをまとめると、以下のようになります。

①3割②2割③5割

※コンテンツSEOは内部対策と同じとみる人もいます。そのときは①8割②2割となります。

ブログやメディアサイトは中身がとても重要です。なぜそうなったかを次で説明していきます。

SEOの歴史

2017年にブラックSEOで順位を上げていたサイトが、検索順位圏外に飛ばされました。

理由は、自作自演のリンクで順位をあげていたため。

これは②の外部対策を自作自演していたことになります。

被リンクはサイトを他人から認められ、紹介された証として認識されていました。
被リンク数は一種の人気投票とみなされ、2017年まで重視されていたのです。

そのためブラックSEOと呼ばれる自作自演リンクで順位をあげる行為が流行りました。

しかしGoogleが対策し、自作自演で順位をあげたサイトはすべて圏外になりました。
理由は、お金で順位が買えるのを嫌ったため。

Googleは検索結果ページ内に広告を表示して、広告費でお金を稼いでいます。つまり検索結果は、Googleの商品といえます。

商品に求められるのは、公平性・有益性を保った検索結果ページ。
お金のある人のコンテンツだけが上位表示されていると、広告を依頼されなくなります。

だからGoogleは、ブラックSEOをしているページを圏外に飛ばしました。

その後の流れを以下にまとめました。

2017年 ブラックSEOで順位を上げていたサイトが、検索順位圏外に飛ばされる
2018年 外部対策の重要性が下がり、内部対策を重視
2019年 WEBページのE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を重視

被リンクをもらうことや宣伝は大切ですが、まずはユーザーが満足するページ作りが優先です。

TVでも同様のことがいえます。CMをいっぱいやっても、番組がつまらなかったら視聴者はつきません。
逆に、おもしろい番組でもCMをやらないと認知されず、視聴者がつきません。

外部対策の重要性は下がりましたが、無視してよいわけではありません。内部対策・外部対策・コンテンツのすべてをやると検索順位があがります。

まとめ

記事の内容をまとめると、以下のようになります

  • SEOは収益と認知を得るための手段
  • 検索順位をあげるには、コンテンツ・内部・外部対策を全部やる必要がある
  • 対策をやって中身を磨いてから、宣伝する

初心者が知っておきたい基礎についてまとめました。

SEO対策を正しく理解し、Googleの検索順位をあげましょう。